【紹介】ゼミナールに潜入しました!!その➂ 【トリガーポイント】
2018.09.10
3回目の今回は
【トリガーポイントゼミナール】
講師はこの方、吉田先生です。
柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の資格をお持ちで、
現在はクリニックで、リハビリテーション科/整形外科 鍼灸外来に勤務。
2015年から本校非常勤講師としてご指導いただいています。
そもそもトリガーポイントとは・・・?
慢性的な痛みが発生している要因となるポイント。
例えば、腰痛と言うと腰や臀部、そして背中で痛みを感じたりしますが、痛みを感じている所には原因がない事があります。このトリガーポイントと痛みの関係性を理解しておけば、臨床の現場で患者さんへの痛みに対するアプローチも変わってきます。
吉田先生は豊富な現場経験をもとに学生にトリガーポイントの知識や技術をはじめ、医療人としての心構えを教えて下さいました。
「トリガーポイントを見つける上で指先をセンサーとして使う」
トリガーポイントの特徴の一つである索状硬結をさがし、さらにその中の感覚が過敏になっている部分=トリガーポイントに対して、その部位を逃がさないようにしっかりと捉えて圧迫して行きます。
指先をセンサ―のように使いながら施術することで、トリガーポイントを不活性化させます。
と、実技を交えながら紹介してくれました。
ある筋にトラブルが発生し関連範囲に痛みを感じ、さらにその痛みによる筋緊張が次のトラブルを発生させ・・・。
障害の連鎖を把握することは痛み治療において重要な要素です。 いま痛みを感じている所だけにとらわれず、痛みの連鎖反応をたどり、痛みの元となっている障害に近づいて行くことが大切です。
そして患者さんとのコミュニケーションは、治療をするにあたっての基本となるため、しっかりと患者さんと対話をしながら進めていくことが大切。
「トリガーポイントの知識は臨床の現場に出た時の引き出しのひとつとして活用してほしい。このゼミナールが、皆さんが再びトリガーポイントを学びたいと思うきっかけとなれば幸いです。」というお言葉をいただきました。
柔道整復師、鍼灸師は覚えることがたくさんありますが多くの知識を身につけると、その分多くの患者さんに喜んでいただけるということも、この吉田先生のゼミナールで学生の皆さんにも伝わっていました!
吉田先生、学生の皆さんご協力ありがとうございました\(^o^)/