【報告】鍼灸古典ゼミ開講しました。
2019.12.17
「ディープな鍼灸の世界」へ
~鍼道発秘を読もう~
葦原検校著「鍼道発秘」とは、発刊は幕末(1834)の将軍家奥医師で
天才鍼医として知られた葦原英俊検校が自らの鍼治療のエッセンス
を書き残した名著です。その特徴は今日の鍼が、補法に用いる豪針
ばかりなのに対して圓利鍼により瀉法、三稜鍼による刺絡、さらに
灸を併用していることです。
さらに巻末の「余論」には鍼術に携わる者が心得るべき鍼の道が
語られており、この精神性の高さ故に単なる技術書を超えた奥義書と
なっています。
鍼灸古典ゼミの講師は、鍼灸師科教員(学術顧問)の芦野純夫先生です。
豊富な知識と経験から、芦野先生が行う講演には多くの鍼灸師が集まります。
今回のゼミでは 、芦野先生が「鍼道発秘」 を読み解き分かりやすく解説してくださいました。
📷写真を撮りながら、芦野先生のお話に引き込まれてしまいました!!