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横浜医療専門学校の緊急事態宣言に対する今後の取組みについて

2020.05.01

新入生・在学生並びに保護者の皆さまへ

皆さまには、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大の一途を辿る現下にあってさまざまな困難や不安のなかでお過ごしのことと拝察致します。
本校はこれまで、学生の皆さんの生命・健康の保護を第一義に新入生にとって最も大切な入学式後に、在学生を含めたオリエンテーション・健康診断・
初年次教育についてもその日程・実施方法を変更するなど、種々の対策を講じてきました。

とりわけ、令和2(2020)年度前期の講義にあたっては5月7日~5月9までを課外学習期間とし
その開始日を5月11 日(月)に繰り下げ、あわせて原則、通学せずに行う非対面式の授業を展開する旨、周知したところです。

本校の学習の特色は、いずれも、「実践」で浮き彫りにされた問題について
緻密な分析と検討を加え、得られた新たな知見「理論」を再び、実践「現場」に還元するところにあります。
こうした“『実践』と『理論』の一体化の試み”は、各教育課程に色濃く反映され
当該分野において高度な実践力と専門的知識を有した優れた人材の育成に努めています。
従って、これまでも直接的な「知と技」の対面による授業にこだわり
その奥深さや面白さ、醍醐味などといった真髄を伝えてきたわたしたちにとって
みなさんと直に向き合う機会がない非対面式で授業を実施しなければならないのは、極めて残念であり、同時に戸惑いともどかしさを感じずにはいられません。

横浜医療専門学校は、「平成医療学園 建学の精神」に則り
本校では、「人間の尊厳・生命や社会の原理に関して深く理解し、他者の尊重できる品格と裁智を持って、積極的に臨床教育・臨床研究科活動に取り組むことができる人材」を育成する。
最終的に試験合格をゴールとせず、卒後も継続して学び、将来、社会で活躍できる「成熟した人材」の育成を目指すとしています。
その想いは、みえない脅威によって我が国の安寧が侵されようとしている今日においても、いっさい揺らぐことはありません。
誰もが経験したことのない、辛く、たいへん苦しい情況ではありますが
学生の皆さん、教職員の安全をそれぞれしっかり守りながら、はじめてとなる非対面式による授業の展開に臨みます。
諸学問の専門性から、この非対面式授業は次善の形態であると考えていますが
今回、試行錯誤を繰り返すなかで想像を遙かに超える学習成果が生み出されることも期待されます。

横浜医療専門学校の叡智の結晶として、新たな学びの在り方を他に先駆けて構築する貴重な機会と捉え
学生の皆さんにとって、その学修機会を最大限有効なものにすべく
授業のあらゆる工夫と学生の皆さんへのサポート体制の確立に教職員が一丸となって全力で取り組んでまいります。
皆さんと御家族の健康を心からお祈り申し上げますとともに、一日も早く、キャンパスで皆さんと語らう時間が訪れることを願っております。
詳細については、本校ホームページにて連絡しますので、毎日ご確認ください。

令和2年5月1日
横浜医療専門学校
校長 冨田 幸博

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